腎結石再発予防のヒドロクロロチアジド、用量とプラセボで再発率に差なし
【背景】
腎結石は再発率が高い疾患だが、チアジド系利尿薬の再発予防効果について、プラセボとの比較データや用量反応データは不足していた。本研究は、再発性カルシウム結石患者を対象に、ヒドロクロロチアジドの用量反応効果を検証した。
【結果】
416例を中央値2.9年追跡。主要複合エンドポイント(症候性または画像上の再発)は、プラセボ群59%、ヒドロクロロチアジド12.5mg群59%(rate ratio 1.33; 95%CI 0.92-1.93)、25mg群56%(rate ratio 1.24; 95%CI 0.86-1.79)、50mg群49%(rate ratio 0.92; 95%CI 0.63-1.36)であった。用量とイベント発生率に有意な関連はなかった(P=0.66)。
【臨床へのインパクト】
再発性腎結石患者に対するヒドロクロロチアジドの12.5mg、25mg、50mgのいずれの用量も、プラセボと比較して再発率に大きな差は認められなかった。本結果は、腎結石再発予防におけるチアジド系利尿薬の有効性に疑問を投げかけるものであり、現状の診療ガイドラインや処方慣行の見直しにつながる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

