ホルモン陽性早期乳がん高齢女性、乳房温存術後の放射線治療省略で局所再発増も生存率に差なし

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2023-02-16 | DOI:10.1056/NEJMoa2207586

📄 原題:Breast-Conserving Surgery with or without Irradiation in Early Breast Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 36791159

【背景】

ホルモン受容体陽性早期乳がんの高齢女性が乳房温存術と補助内分泌療法を受けた後、放射線治療を省略できるかについては、エビデンスが限られていました。本研究は、この臨床的疑問に答えるため実施されました。

【結果】

放射線治療省略群では10年局所再発率が9.5%(95%CI 6.8-12.3)と、放射線治療群の0.9%(95%CI 0.1-1.7)と比較して有意に高値でした(ハザード比10.4, 95%CI 4.1-26.1, P<0.001)。しかし、10年遠隔転移発生率(1.6% vs 3.0%)および10年全生存率(80.8% vs 80.7%)には両群間で差がありませんでした。

【臨床へのインパクト】

65歳以上の低リスクホルモン受容体陽性早期乳がん患者において、乳房温存術後の放射線治療を省略すると局所再発は増加しますが、遠隔転移や全生存率には悪影響がないことが示されました。これにより、高齢患者のQOL向上や医療費削減の観点から、放射線治療省略の選択肢が検討される可能性があり、個々の患者背景に応じた治療選択の幅が広がるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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