モルヌピラビル、高リスクワクチン接種済みCOVID-19患者の入院・死亡抑制効果なし

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-01-28 | DOI:10.1016/S0140-6736(22)02597-1

📄 原題:Molnupiravir plus usual care versus usual care alone as early treatment for adults with COVID-19 at increased risk of adverse outcomes (PANORAMIC): an open-label, platform-adaptive randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 36566761

【背景】

COVID-19経口抗ウイルス薬モルヌピラビルは、高リスクのワクチン接種済み地域住民における有効性・安全性が未確立であった。本研究は、モルヌピラビルがCOVID-19関連入院・死亡を減少させるか検証した。

【結果】

モルヌピラビル群12,529例中105例(1%)、通常ケア群12,525例中98例(1%)が入院または死亡した。調整オッズ比1.06(95% ベイズ信用区間 0.81-1.41)、優越性の確率0.33であり、モルヌピラビルによる入院または死亡の有意な減少は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、高リスクでワクチン接種済みのCOVID-19患者に対するモルヌピラビルの入院・死亡抑制効果を否定する結果を示した。日本の臨床現場では、特にワクチン接種が進んだ状況下でのモルヌピラビル処方について、その有効性を再検討する必要がある。他の抗ウイルス薬の選択や、重症化リスク因子に応じた個別化医療の重要性が改めて示唆される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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