持続性心房細動初回アブレーション、後壁隔離追加は再発抑制に寄与せず
【背景】
持続性心房細動(PsAF)に対するカテーテルアブレーションでは、肺静脈隔離(PVI)単独では発作性心房細動に比べ効果が低い。後壁隔離(PWI)はPVIの補助として広く行われるが、ランダム化比較試験でその有効性は検証されていなかった。
【結果】
初回PsAFアブレーション患者338名を対象に、PVI+PWI群とPVI単独群を比較。12ヶ月時点での抗不整脈薬なしの心房性不整脈再発フリー率は、PVI+PWI群52.4%、PVI単独群53.6%で有意差なし(HR 0.99, 95%CI 0.73-1.36, P=0.98)。PVI単独群の方が手技時間が有意に短かった。
【臨床へのインパクト】
持続性心房細動の初回アブレーションにおいて、PVIに後壁隔離(PWI)を追加しても、12ヶ月時点での心房性不整脈の再発抑制効果はPVI単独と変わらないことが示された。本結果は、持続性心房細動アブレーションにおけるPWIの経験的な追加を支持するものではなく、PVI単独治療の選択肢を再評価する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

