レカネマブ、早期アルツハイマー病の認知機能低下を抑制、アミロイドも減少
【背景】
アルツハイマー病におけるアミロイドβの蓄積は病態の引き金となる。レカネマブはアミロイドβの可溶性プロトフィブリルに高親和性で結合するヒト化抗体であり、早期アルツハイマー病患者での有効性が期待され、今回の第3相試験が実施された。
【結果】
18ヶ月時点での主要評価項目であるCDR-SBスコアの変化は、レカネマブ群で1.21、プラセボ群で1.66と、レカネマブ群で有意な抑制が認められた(差 -0.45、95%CI -0.67〜-0.23、p<0.001)。また、PETによる脳内アミロイド沈着量もレカネマブ群で有意に減少した(差 -59.1センチロイド、95%CI -62.6〜-55.6)。
【臨床へのインパクト】
早期アルツハイマー病患者において、レカネマブが認知機能および日常生活動作の低下を中程度に抑制し、脳内アミロイドも減少させることが示された。これは、アルツハイマー病の病態修飾薬として新たな治療選択肢となる可能性を示唆する。ただし、輸注関連反応やアミロイド関連画像異常(ARIA)などの有害事象も報告されており、今後の長期的な安全性と有効性の検証が、実際の臨床導入に向けた重要な課題となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

