進行性CKD患者におけるRAS阻害薬中止の腎機能への影響は?
【背景】
RAS阻害薬は軽度〜中等度CKDの進行を遅らせるが、進行性CKD患者での中止がeGFR改善や低下抑制につながる可能性が示唆されていた。本研究では、進行性CKD患者におけるRAS阻害薬継続と中止の腎機能への影響を比較した。
【結果】
3年時点のeGFRは、中止群12.6±0.7 ml/分/1.73m2、継続群13.3±0.6 ml/分/1.73m2で、両群間に有意差はなかった(差 -0.7、95%CI -2.5〜1.0、P=0.42)。ESKDまたは腎代替療法導入は、中止群62%、継続群56%だった(HR 1.28、95%CI 0.99〜1.65)。
【臨床へのインパクト】
進行性CKD患者において、RAS阻害薬の中止はeGFRの長期的な低下率に有意な影響を与えないことが示された。これにより、進行性CKD患者へのRAS阻害薬継続の是非について、腎機能低下抑制の観点からは中止のメリットは小さいと考えられる。個々の患者の病態に応じた慎重な判断が引き続き求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

