SARS-CoV-2抗原検査、オミクロン株検出感度はデルタ株と同等、連続検査で感度向上
【背景】
SARS-CoV-2の変異株に対する迅速抗原検査(Ag-RDT)の性能を評価することは重要である。本研究は、デルタ株とオミクロン株に対するAg-RDTの性能を比較することを目的とした。
【結果】
Ag-RDTの感度にデルタ株とオミクロン株間で統計的な有意差はなかった。初回のRT-PCR陽性日ではデルタ株15.5%(95%CI 6.2-24.8%)に対しオミクロン株22.1%(CI 15.5-28.8%)、48時間後ではデルタ株44.8%(CI 32.0-57.6%)に対しオミクロン株49.7%(CI 41.6-57.6%)であった。RT-PCR陽性が48時間以上持続した症例では、Ag-RDTの感度はデルタ株81.5%(CI 66.8-96.1%)に対しオミクロン株78.0%(CI 69.1-87.0%)と高かった。
【臨床へのインパクト】
オミクロン株に対するAg-RDTの性能はデルタ株に劣らないことが示された。この結果は、現在のAg-RDTがオミクロン株に対しても引き続き有用であることを示唆する。特に、連続して検査を行うことでAg-RDTの感度が向上するため、自宅での連続検査は感染拡大抑制に寄与する可能性がある。RT-PCR陽性持続期間が短い症例ではAg-RDTの感度が低く、陰性であっても感染を否定できない点に留意が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

