小児・青年におけるCOVID-19ワクチン効果、感染予防はオミクロンで低下、死亡予防は維持
【背景】
COVID-19ワクチンは小児・青年にも接種されていますが、デルタ株とオミクロン株流行下での感染予防効果と死亡予防効果、および効果の減衰については不明な点が多く、特に小児におけるデータは限られていました。本研究は、アルゼンチンにおける小児・青年を対象に、mRNA-1273、BNT162b2、BBIBP-CorVワクチンの有効性を評価しました。
【結果】
デルタ株流行期におけるSARS-CoV-2感染予防効果は、小児で61.2%(95%CI 56.4-65.5%)、青年で66.8%(95%CI 63.9-69.5%)でした。オミクロン株流行期ではそれぞれ15.9%(95%CI 13.2-18.6%)と26.0%(95%CI 23.2-28.8%)に低下しました。効果は時間とともに減衰し、オミクロン期では接種後15-30日で小児37.6%が、60日後には2.0%に減少しました。死亡予防効果はオミクロン株流行期でも小児66.9%(95%CI 6.4-89.8%)、青年97.6%(95%CI 81.0-99.7%)と高値を維持しました。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、COVID-19ワクチンが小児・青年において、特にオミクロン株流行下では感染予防効果が短期的に低く、かつ急速に減衰することを示しています。しかし、重症化・死亡予防効果は高いままであるため、小児・青年へのワクチン接種の意義は依然として大きいと考えられます。感染予防を目的とした追加接種のタイミングや、重症化リスクの高い小児への接種推奨の検討に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

