腹部手術の創閉鎖前、術者全員のグローブと器械交換でSSIは減少するか
【背景】
術後感染症(SSI)は世界中で最も多い手術合併症だが、創閉鎖前のグローブ・器械交換に関するエビデンスは不足している。本研究は、腹部手術の創閉鎖前にグローブと器械をルーチンで交換することでSSIが減少するかを検証した。
【結果】
81施設13,301人の患者を対象としたクラスター無作為化比較試験の結果、介入群(グローブ・器械交換あり)のSSI発生率は16.0%であり、対照群(交換なし)の18.9%と比較して有意に低かった(調整後リスク比: 0.87, 95% CI 0.79-0.95; p=0.0032)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、腹部手術の創閉鎖前に術者全員のグローブと器械を交換することでSSIが有意に減少することを示した。この簡便な介入は、低中所得国だけでなく日本の医療現場においても、SSI予防策として広く導入される可能性があり、術後合併症の減少に貢献しうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

