大腸選択的手術における術前経口抗菌薬追加は術後SSIを有意に減少させる

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2022-11-03 | DOI:10.1136/bmj-2022-071476

📄 原題:Effect of oral antimicrobial prophylaxis on surgical site infection after elective colorectal surgery: multicentre, randomised, double blind, placebo controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 36328372

【背景】

大腸手術後の手術部位感染(SSI)は患者の予後を悪化させる重要な合併症です。これまで静脈内抗菌薬予防が標準ですが、経口抗菌薬の追加がSSIをさらに減らせるか不明でした。本研究ではその効果を検証しました。

【結果】

待機的大腸手術を受ける患者926人を対象とした多施設二重盲検RCTの結果、術前経口オルニダゾール追加群では、術後30日以内のSSI発生率が13%(60/463人)でした。一方、プラセボ群では22%(100/463人)であり、経口抗菌薬追加によりSSIが有意に減少しました(絶対差 -8.6%, 95%CI -13.5%〜-3.8%)。

【臨床へのインパクト】

大腸の待機的手術において、術前の静脈内抗菌薬に加えて経口オルニダゾール1gを単回投与することで、SSI発生率が約9%減少し、主要な術後合併症も減少する可能性が示されました。本結果は、日本の大腸外科手術における術前SSI予防プロトコルに経口抗菌薬の追加を検討する根拠となり、患者の術後転帰改善に寄与しうるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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