ラスカー賞受賞者の男女比・人種構成は70年以上変化なし、アカデミアの多様性阻害要因か

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-05-17 | DOI:10.1136/bmj-2023-074968

📄 原題:Women and non-white people among Lasker Award recipients from 1946 to 2022: cross sectional study.

🔗 PubMed:PMID: 37197781

【背景】

医学研究のノーベル賞とも称されるラスカー賞は、医学分野における卓越した業績を称える権威ある賞です。しかし、この賞の受賞者に男女間および人種間の不公平が存在するかどうかは不明でした。本研究は、ラスカー賞受賞者の性別と人種構成を調査し、その偏りの実態を明らかにすることを目的としました。

【結果】

1946年以降のラスカー賞受賞者397人のうち、男性が92.2%(366人)、白人が95.7%(380人)を占めていました。非白人女性の受賞者は70年間でわずか1人でした。直近10年間(2013-22年)の女性受賞者の割合は15.6%(7/45人)で、最初の10年間(1946-55年)の12.9%(8/62人)とほぼ同程度でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、医学研究分野の最高峰とされるラスカー賞において、女性および非白人の受賞者が極めて少ない現状を浮き彫りにしました。学術医療や生物医学研究における女性および非白人の数は増加しているにもかかわらず、受賞者の割合が70年以上変化していないことは、これらの層が受賞資格のあるプールに入ることを阻害する要因が存在する可能性を示唆しています。これは、科学や学術生物医学の労働力の多様化を制限し、将来の医学研究の方向性やイノベーションに間接的に影響を与える可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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