治療抵抗性うつ病に単回投与のシロシビンは有効か?第2相試験で25mg群が3週間のMADRSスコアを改善

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2022-11-03 | DOI:10.1056/NEJMoa2206443

📄 原題:Single-Dose Psilocybin for a Treatment-Resistant Episode of Major Depression.

🔗 PubMed:PMID: 36322843

【背景】

治療抵抗性うつ病(TRD)に対する新たな治療法として、幻覚作用のあるシロシビンが注目されています。既存治療で効果不十分なTRD患者に対し、単回投与のシロシビンの有効性と安全性を検証する目的で、本第2相二重盲検試験が実施されました。

【結果】

25mg群は1mg群と比較して、3週間後のMADRSスコアのベースラインからの変化量が有意に大きかった(差 -6.6、95%CI -10.2〜-2.9、P<0.001)。10mg群では1mg群との有意差はなかった。有害事象は全体の77%に発生し、頭痛、悪心、めまいなどが多く、自殺念慮や自傷行為も全用量群で認められました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、治療抵抗性うつ病に対するシロシビン25mg単回投与の短期的な有効性を示唆するものです。しかし、有害事象の発生率が高く、自殺念慮や自傷行為も報告されているため、今後の大規模かつ長期的な試験で既存治療との比較や安全性プロファイルのさらなる検証が必要です。現時点では、日本の臨床現場で直ちに導入される可能性は低いでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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