降圧薬の朝 vs 夕方投与、心血管イベント抑制効果に差なし:TIME試験
【背景】
降圧薬の夕方投与は朝投与より心血管アウトカムを改善する可能性が示唆されていました。本研究は、日常的な降圧薬の朝投与と夕方投与で主要心血管イベントに差があるかを検証しました。
【結果】
21,104人の高血圧患者を対象に平均5.2年間追跡した結果、主要複合エンドポイント(血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中による入院)の発生率は、夕方投与群3.4%(0.69イベント/100患者年)に対し、朝投与群3.7%(0.72イベント/100患者年)でした。未調整ハザード比は0.95(95%CI 0.83-1.10、p=0.53)で有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、降圧薬の朝投与と夕方投与で主要心血管アウトカムに差がないことを示しました。これにより、患者は自身のライフスタイルや副作用を最小限に抑えられる都合の良い時間に降圧薬を服用できると指導できます。服薬アドヒアランス向上にも寄与する可能性があり、服薬指導の柔軟性を高めるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

