心停止後昏睡患者の酸素目標、厳格と寛容で死亡・重度障害に差なし
【背景】
院外心停止蘇生後の昏睡患者における人工呼吸管理の適切な酸素目標は不明であった。本研究は、低酸素血症と高酸素血症のいずれも有害となりうるため、至適酸素目標を検証した。
【結果】
制限的酸素目標群(PaO2 68~75 mmHg)と寛容的酸素目標群(PaO2 98~105 mmHg)で、90日以内の死亡または重度障害・昏睡の複合主要アウトカム発生率はそれぞれ32.0%と33.9%であり、有意差はなかった(ハザード比 0.95、95%CI 0.75~1.21、p=0.69)。
【臨床へのインパクト】
院外心停止蘇生後の昏睡患者に対し、PaO2 68~75 mmHgの制限的酸素目標とPaO2 98~105 mmHgの寛容的酸素目標のいずれを設定しても、90日時点での死亡や重度神経学的転帰に差がないことが示唆された。この結果は、日本の集中治療現場における心停止後症候群管理時の酸素目標設定に、より幅広い許容範囲がある可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

