SGLT2阻害薬は駆出率を問わず心不全患者の心血管死と入院を減少させる
【背景】
SGLT2阻害薬は駆出率低下型心不全(HFrEF)に推奨されるが、駆出率軽度低下型・保持型心不全(HFmrEF/HFpEF)での有効性は不明確だった。DELIVERとEMPEROR-Preserved試験により、より広範な心不全患者での効果検証が可能となった。
【結果】
5つの大規模試験(約2.2万例)のメタ解析で、SGLT2阻害薬は心血管死または心不全入院の複合エンドポイントを77%に減少させた(HR 0.77, 95%CI 0.72-0.82)。心血管死は87%に(HR 0.87, 95%CI 0.79-0.95)、初回心不全入院は72%に(HR 0.72, 95%CI 0.67-0.78)、全死亡は92%に減少した(HR 0.92, 95%CI 0.86-0.99)。
【臨床へのインパクト】
SGLT2阻害薬は、駆出率の程度や心不全の病態(慢性期・急性期)にかかわらず、心不全患者の心血管死と心不全入院リスクを一貫して低減することが示された。これにより、SGLT2阻害薬は、駆出率を問わず心不全の基盤治療薬として、より広範な心不全患者への適応が強く支持される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

