米国成人における脂質濃度と脂質管理の10年間トレンド:人種・性差に注目
【背景】
高脂血症は心血管疾患の修正可能なリスク因子である。米国成人における過去10年間の脂質濃度と脂質管理のトレンド、特に人種や性別による違いは不明だったため、本研究で調査された。
【結果】
2007-2018年で米国成人の総コレステロールは平均197mg/dLから189mg/dLへ有意に改善(差 -8.6mg/dL [95% CI, -12.2 to -4.9mg/dL])。スタチン服用者の脂質管理率は改善せず、2015-2018年では女性が男性より、黒人およびその他ヒスパニック系が白人より管理率が低かった。
【臨床へのインパクト】
米国では総コレステロール値が改善傾向にあるものの、スタチン服用者における脂質管理率の改善は限定的で、性別や人種・民族による格差が示唆された。特に女性や一部のマイノリティでは管理率が低い現状が浮き彫りとなり、日本においても同様の格差がないか検証し、個別介入の必要性を検討する契機となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

