固形がん第1相試験、治療関連死増えず奏効率は2倍に、がん種・薬剤で差

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2022-08-13 | DOI:10.1016/S0140-6736(22)01390-3

📄 原題:Early drug development in solid tumours: analysis of National Cancer Institute-sponsored phase 1 trials.

🔗 PubMed:PMID: 35964611

【背景】

第1相試験は臨床的効果が低いとされ、患者・医師の参加や研究の進捗を妨げる。近年、がん治療薬開発の進歩により奏効が改善した可能性もあるが、固形がん第1相試験における包括的な奏効と毒性のデータは不足していた。本研究は、固形がん第1相試験における毒性と奏効の経時的変化を評価する。

【結果】

2000〜2019年の13,847例を解析。全期間の治療関連死は0.7%(95% CI 0.5-0.8)で経時的変化なし。全奏効率は12.2%(95% CI 11.5-12.8)で、2000-05年の9.6%から2013-19年には18.0%に増加。併用療法は単剤療法より奏効率が高かった(15.8% vs 3.5%)。

【臨床へのインパクト】

過去20年間で固形がん第1相試験の奏効率が治療関連死率の増加なしに約2倍になったことは、初期段階の治験に対する認識を変える可能性がある。しかし、がん種や治験薬によって奏効率に大きなばらつきがあるため、患者への情報提供と意思決定支援がより重要となる。特に膀胱がん、乳がん、腎がん、黒色腫では改善が顕著であり、これらの患者への第1相試験参加の推奨を検討する際に有用な情報となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール