無症候性腎結石の同時除去は再発を抑制し、緊急受診数に差なし
【背景】
小さな無症候性腎結石(≦6mm)の内視鏡的除去の有用性は不明であり、ガイドラインも結論を出していません。先行研究では経過観察が推奨される一方、大きな結石除去時に残された小さな結石の約半数が5年以内に症候性イベントを引き起こすとの報告もあり、その是非が問われていました。
【結果】
平均4.2年の追跡期間で、治療群は対照群より再発までの期間が有意に延長しました(P<0.001)。再発までの制限平均期間は治療群で1631.6±72.8日、対照群で934.2±121.8日と治療群で75%長く、再発リスクは治療群で82%低減しました(ハザード比0.18、95%CI 0.07-0.44)。治療群の再発率は16%に対し、対照群は63%でした。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、尿管結石や対側腎結石の内視鏡手術時に、同時に無症候性の小さな腎結石を除去することで、その後の再発イベントを大幅に減らせる可能性を示唆しています。手術時間の延長は中央値25.6分と比較的短く、術後2週間以内の緊急受診数も両群で同程度であったことから、日本の泌尿器科医が治療方針を決定する際の新たな選択肢となるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

