COVID-19入院患者に対するバリシチニブ、死亡リスクを約1割減、大規模RECOVERY試験

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2022-07-30 | DOI:10.1016/S0140-6736(22)01109-6

📄 原題:Baricitinib in patients admitted to hospital with COVID-19 (RECOVERY): a randomised, controlled, open-label, platform trial and updated meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 35908569

【背景】

COVID-19入院患者に対するJAK阻害薬バリシチニブの有効性は、過去の試験で示唆されていたが、大規模な実臨床に近い環境での検証が求められていた。本研究では、大規模プラットフォーム試験RECOVERYでバリシチニブの有効性を評価した。

【結果】

COVID-19入院患者8156人を対象にバリシチニブ群と通常ケア群を比較。バリシチニブ群で28日死亡率が12%(514/4148人)に対し、通常ケア群では14%(546/4008人)と、死亡リスクを13%減少させた(年齢調整RR 0.87; 95%CI 0.77-0.99; p=0.028)。安全性に懸念はなかった。

【臨床へのインパクト】

COVID-19入院患者に対するバリシチニブは、既存の治療(ステロイド、トシリズマブ併用下)に加えて死亡リスクを約1割減少させることが大規模試験で確認された。この結果は、COVID-19入院患者の治療選択肢としてバリシチニブの推奨をさらに強固にするだろう。ただし、過去のメタアナリシスで示唆された効果量よりは小さかった点に留意が必要である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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