COVID-19ワクチン異種混合接種の安全性、mRNA単独接種と比較し重篤な有害事象増加なし
【背景】
COVID-19ワクチン接種において、アストラゼネカ製ChAdOx1-S初回接種後にmRNAワクチン(BNT162b2またはmRNA-1273)をブースター接種する異種混合スケジュールが広く用いられました。しかし、この異種混合接種とmRNAワクチン単独接種スケジュールを比較した際の有害事象のリスクについては、大規模なデータでの検証が求められていました。
【結果】
ChAdOx1-S初回接種後の異種混合2回目接種および3回目接種は、mRNAワクチン単独接種と比較して、心血管系および止血系の有害事象(虚血性心臓イベント、脳血管イベント、動脈血栓塞栓症、静脈血栓塞栓症、心筋炎・心膜炎、血小板減少症・凝固障害、その他の出血イベント)の発生率に有意な差は認められませんでした。特に、24時間以上の入院を要する重篤な有害事象に限定した場合、いずれの異種混合接種でもリスクの増加は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、ChAdOx1-Sを初回接種とし、その後にmRNAワクチンを2回目および3回目として接種する異種混合スケジュールが、mRNAワクチン単独接種スケジュールと比較して重篤な有害事象のリスク増加と関連しないことを示唆しています。これは、COVID-19ワクチンの異種混合接種の安全性に関する臨床現場での懸念を払拭し、今後のワクチン接種戦略において、より柔軟な選択肢を支持する根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

