小児先天性心疾患手術における人工心肺中のNO吸入は人工呼吸器非装着日数に影響しない
【背景】
小児心臓手術において、人工心肺(CPB)中のNO吸入は術後低心拍出量症候群を減らし、回復促進や呼吸補助期間短縮が期待されてきた。しかし、人工呼吸器非装着日数(VFD)改善への効果は不明だった。
【結果】
2歳未満の先天性心疾患手術患者1371人を対象とした多施設RCTの結果、CPB中のNO吸入群と標準治療群でVFD中央値に有意差はなかった(NO群26.6日 vs 標準治療群26.4日、絶対差-0.01日、95%CI -0.25〜0.22、p=0.92)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、2歳未満の小児先天性心疾患手術において、人工心肺中のNO吸入が人工呼吸器非装着日数を改善しないことを示唆している。この結果は、人工心肺中のNO吸入のルーチン使用を支持しないものであり、日本の臨床現場における当該治療の適応を見直すきっかけとなる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

