股関節骨折手術の麻酔法、術後早期の痛みと鎮痛薬使用は硬膜外麻酔で増えるか
【背景】
REGAIN試験では股関節骨折手術における脊椎麻酔と全身麻酔で、術後60日時点の歩行能力と生存率に差がないことが示された。しかし、術後の痛みや鎮痛薬の使用、患者満足度に関する詳細は未報告であったため、本研究で比較検討された。
【結果】
術後24時間以内の最悪の痛みは、脊椎麻酔群で全身麻酔群より大きかった(平均差0.40、95%CI 0.12~0.68)。術後24時間で73.5%の患者が重度の痛みを報告した。術後60日時点の処方鎮痛薬使用は、脊椎麻酔群で25%(141/563)、全身麻酔群で18.8%(108/574)と、脊椎麻酔群で有意に多かった(相対リスク1.33、95%CI 1.06~1.65)。患者満足度に群間差はなかった。
【臨床へのインパクト】
股関節骨折手術では術後早期に重度の痛みが一般的であり、脊椎麻酔を選択した場合、術後24時間以内の痛みが全身麻酔より強く、術後60日時点での処方鎮痛薬使用も多いことが示唆された。この結果は、麻酔方法選択時の患者説明や術後鎮痛計画を立てる上で考慮すべき重要な情報となりうる。特に術後早期の疼痛管理強化の必要性を再認識させる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

