持続性心房細動に対するMRIガイド下線維化アブレーションは再発抑制に寄与せず
【背景】
持続性心房細動(AF)のアブレーションは依然困難な課題です。左心房線維化はAFの病態生理に重要な役割を果たし、アブレーション後の予後不良と関連することが知られています。本研究は、MRIで検出される心房線維化を標的としたアブレーションが、持続性AF患者の心房性不整脈再発を減らせるかを検証しました。
【結果】
843名の患者が登録され、MRIガイド下線維化アブレーション+肺静脈隔離術(PVI)群とPVI単独群に無作為に割り付けられました。90日間のブランキング期間後の心房性不整脈再発に有意差はなく、線維化ガイド群43.0%に対しPVI単独群46.1%でした(ハザード比0.95, 95%CI 0.77-1.17, p=0.63)。線維化ガイド群では安全性イベント発生率が高く(2.2% vs 0%, p=0.001)、虚血性脳卒中も6例(1.5%)発生しました。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、持続性心房細動患者において、MRIガイド下線維化アブレーションをPVIに追加しても心房性不整脈の再発抑制効果は認められないことを示唆しています。むしろ、安全性イベントの増加が認められたことから、この治療戦略は持続性AFの治療法として推奨されません。MRIによる心房線維化評価は予後予測に有用であるものの、アブレーションの標的とすることの意義は現時点では確立されていないと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

