退院時オピオイド処方は術後鎮痛効果なし、有害事象増加の可能性、海外メタ解析
【背景】
術後オピオイドの過剰処方はオピオイド危機の原因とされており、退院時のオピオイド処方の有用性は不明でした。本研究では、退院時のオピオイド処方がオピオイドフリー鎮痛と比較して、自己申告の痛みの強度と有害事象にどの程度影響するかを評価しました。
【結果】
47試験(患者数6607人)を解析した結果、オピオイド処方は退院1日目の痛みを軽減しませんでした(加重平均差0.01cm、95%CI -0.26〜0.27)。一方で、嘔吐のリスクを増加させ(相対リスク4.50、95%CI 1.93〜10.51)、悪心、便秘、めまい、眠気などの有害事象も増加させました。
【臨床へのインパクト】
本メタ解析の結果は、退院時のオピオイド処方が術後の痛みを軽減せず、むしろ有害事象を増加させることを示唆しています。特に、選択的で軽度から中程度の外科手術においては、オピオイドフリーの鎮痛を考慮すべきというエビデンスとなります。ただし、重度または複雑な手術を受けた患者のデータは含まれておらず、今後の研究の質と範囲の向上が求められます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

