乳房トモシンセシスとマンモグラフィ、中間期浸潤癌と進行乳癌リスクの比較
【背景】
デジタル乳房トモシンセシス(DBT)は乳腺密度の高い女性の癌検出率向上を期待されて開発された。乳腺密度と乳癌リスク別に中間期浸潤癌や進行乳癌の発生率を評価し、死亡率との関連を検証する必要があった。
【結果】
DBTはデジタルマンモグラフィと比較して中間期浸潤癌リスクに有意差はなかった(0.57 vs 0.61/1000検査、差 -0.04、95%CI -0.14~0.06)。ただし、極めて高濃度乳腺かつ高リスクの女性(全体の3.6%)では、DBTは進行乳癌リスクを有意に低減した(0.27 vs 0.80/1000検査、差 -0.53、95%CI -0.97~-0.10)。
【臨床へのインパクト】
DBTは、乳腺密度が極めて高く乳癌リスクも高い特定の女性集団(全体の3.6%)においてのみ、進行乳癌の発生リスクを低減する可能性が示唆された。それ以外の96.4%の女性では、中間期浸潤癌や進行乳癌のリスクにおいてDBTとデジタルマンモグラフィの間に有意な差は認められなかったため、スクリーニング戦略を見直す際の重要な情報となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

