米国における人種・民族別の糖尿病スクリーニング基準:BMIと年齢の閾値を再検討

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2022-06-01 | DOI:10.7326/M20-8079

📄 原題:Diabetes Screening by Race and Ethnicity in the United States: Equivalent Body Mass Index and Age Thresholds.

🔗 PubMed:PMID: 35533384

【背景】

米国では人種・民族的マイノリティで糖尿病罹患率が高い。現行の米国予防医療専門委員会ガイドラインでは、35~70歳でBMI 25 kg/m2以上の成人への糖尿病スクリーニングを推奨しているが、人種・民族間の罹患率格差を考慮した適切な閾値は不明であった。

【結果】

35歳でBMI 25 kg/m2の白人における糖尿病有病率1.4%(95% CI, 1.0%~2.0%)と同等の有病率を示すBMIは、アジア系アメリカ人で20 kg/m2(範囲, <18.5~23 kg/m2)、黒人アメリカ人で18.5 kg/m2未満(範囲, <18.5~23 kg/m2)、ヒスパニック系アメリカ人で18.5 kg/m2(範囲, <18.5~24 kg/m2)であった。

【臨床へのインパクト】

米国では、黒人・ヒスパニック系アメリカ人にはBMI 18.5 kg/m2以上、アジア系アメリカ人にはBMI 20 kg/m2以上で糖尿病スクリーニングを行うことが、白人のBMI 25 kg/m2以上と同等のスクリーニング効果をもたらす可能性がある。人種・民族に特化したスクリーニング閾値の導入は、糖尿病診断における格差是正に貢献しうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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