円形脱毛症にJAK阻害薬バリシチニブ、重症例で頭髪再生効果を検証

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2022-05-05 | DOI:10.1056/NEJMoa2110343

📄 原題:Two Phase 3 Trials of Baricitinib for Alopecia Areata.

🔗 PubMed:PMID: 35334197

【背景】

自己免疫疾患である円形脱毛症は頭部、眉毛、まつ毛の脱毛を特徴とし、治療選択肢が限られている。JAK1/2阻害薬バリシチニブは、円形脱毛症の病態に関与するサイトカインシグナルを阻害する可能性があり、その有効性と安全性が期待されていた。

【結果】

重症円形脱毛症患者を対象とした2つの第3相試験で、36週時点のSALTスコア20以下達成率は、バリシチニブ4mg群で38.8%(BRAVE-AA1)および35.9%(BRAVE-AA2)、プラセボ群で6.2%(BRAVE-AA1)および3.3%(BRAVE-AA2)であった。4mg群とプラセボ群の差は32.6%(95%CI 25.6-39.5)であり、有意な頭髪再生効果が示された。

【臨床へのインパクト】

重症円形脱毛症に対するバリシチニブ4mgの内服が、36週で有意な頭髪再生効果を示すことが確認された。これにより、既存治療で効果不十分な患者に対し新たな治療選択肢となる可能性が高い。ただし、ざ瘡、CK上昇、脂質異常症などの副作用に留意し、処方時には患者への十分な説明と定期的なモニタリングが必要となる。長期的な有効性と安全性については、さらなる研究が求められる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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