COVID-19重症呼吸不全へのECMO、死亡率を7%低減、若年層で特に有効
【背景】
COVID-19による重症呼吸不全患者において、ECMOが従来型人工呼吸器と比較してアウトカムを改善するかは不明でした。本研究は、ECMOがCOVID-19関連呼吸不全患者の転帰に与える影響を評価しました。
【結果】
PaO2/FiO2比が80mmHg未満の患者において、ECMO導入群の院内60日死亡率は26.0%(95%CI 24.5-27.5%)でした。ECMO非導入の従来型治療群の死亡率は33.2%(95%CI 31.8-34.6%)であり、ECMOは死亡リスクを7.1%(95%CI -8.2〜-6.1%)減少させました(リスク比0.78、95%CI 0.75-0.82)。
【臨床へのインパクト】
COVID-19による重症呼吸不全患者、特に65歳未満、PaO2/FiO2が80mmHg未満、または人工呼吸開始後10日以内のdriving pressureが15cmH2Oを超える患者では、ECMO導入が死亡率低下に寄与する可能性が示唆されました。ECMO導入の意思決定において、年齢、低酸素血症の重症度、人工呼吸期間と強度を考慮する根拠となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

