2cm以下肺腺癌、区域切除は肺葉切除よりOSが良好:JCOG0802/WJOG4607L
【背景】
早期非小細胞肺癌の標準術式は肺葉切除だが、区域切除の生存率や臨床的メリットはランダム化比較試験で未検討だった。本研究は、小型末梢非小細胞肺癌患者において区域切除が肺葉切除に対して非劣性であるか検証した。
【結果】
追跡期間中央値7.3年で、区域切除群の5年全生存率は94.3%(95%CI 92.1-96.0)、肺葉切除群は91.1%(95%CI 88.4-93.2)だった。区域切除群は肺葉切除群に対し、全生存率で非劣性かつ優越性が確認された(HR 0.663; 95%CI 0.474-0.927; p=0.0082)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、小型末梢非小細胞肺癌において区域切除が肺葉切除より全生存率で優れることを示す初の第3相試験である。この結果に基づき、臨床病期IA期(腫瘍径2cm以下、consolidation-to-tumour ratio >0.5)の患者に対する標準術式として、区域切除が推奨される可能性が高い。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

