新規FXIa阻害薬アスンデキシアン、心房細動患者の出血リスクをアピキサバンと比較した第2相試験
【背景】
心房細動における脳卒中予防のための直接経口抗凝固薬(DOAC)は、出血懸念から使用が制限されることがあります。新規経口FXIa阻害薬であるアスンデキシアンは、止血への影響を最小限に抑えつつ血栓症を減少させる可能性があり、その至適用量と出血発生率をアピキサバンと比較検討しました。
【結果】
753名の心房細動患者を対象に、アスンデキシアン20mgまたは50mgを1日1回、あるいはアピキサバン5mgを1日2回投与しました。主要評価項目である大出血または臨床的に関連性のある非大出血の発生割合の比は、アスンデキシアン20mgで0.50(90%CI 0.14-1.68、3件)、アスンデキシアン50mgで0.16(90%CI 0.01-0.99、1件)、アピキサバンで6件でした。
【臨床へのインパクト】
心房細動患者において、FXIa阻害薬アスンデキシアン20mgおよび50mgの1日1回投与は、標準用量のアピキサバンと比較して出血率が低いという結果でした。これは、出血リスクの高い患者に対する新たな抗凝固療法選択肢となる可能性を示唆しており、今後の第3相試験の結果次第では、日本の臨床現場でのDOACの選択肢に影響を与えるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

