外来心不全患者における減塩食は臨床イベントを減少させない:SODIUM-HF試験
【背景】
心不全患者に対する減塩食は、体液貯留や有害な臨床イベントの予防に有効であるとされてきた。本研究は、食事からのナトリウム摂取量削減が将来の臨床イベント発生率を減少させるか検証するために実施された。
【結果】
低ナトリウム食群(397例)と通常食群(409例)で、12ヶ月時点の主要複合アウトカム(心血管関連入院、心血管関連救急受診、全死因死亡)発生率は、それぞれ15%と17%であった(HR 0.89 [95% CI 0.63-1.26]、p=0.53)。低ナトリウム食群で臨床イベントの有意な減少は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、外来心不全患者において、100mmol未満(1500mg/日未満)への減塩介入が、心血管関連イベントや全死因死亡を減少させないことを示唆している。これにより、心不全患者に対する減塩指導のあり方について、見直しや個別化の必要性が議論される可能性があり、画一的な厳格な減塩指導の有効性には疑問符がつくかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

