極低出生体重児の気管支肺異形成症予防に後期ヒドロコルチゾンは有効か?
【背景】
極低出生体重児に多い気管支肺異形成症(BPD)は、人工呼吸器管理下の炎症が関与するとされる。生後2週以降のヒドロコルチゾンが、BPDを伴わない生存率を改善し、神経発達への悪影響がないか不明であった。
【結果】
生後14〜28日に開始したヒドロコルチゾン群とプラセボ群で、36週時点の中等度〜重度BPDを伴わない生存率は、それぞれ16.6%と13.2%であり、有意な差はなかった(調整RR 1.27, 95%CI 0.93-1.74)。2年時点の神経発達障害を伴わない生存率も両群で差はなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究では、極低出生体重児に対し、生後14〜28日以降にヒドロコルチゾンを投与しても、中等度〜重度BPDを伴わない生存率の有意な改善は認められなかった。神経発達への悪影響もなかったが、治療を要する高血圧はヒドロコルチゾン群で増加したため、この時期のヒドロコルチゾン投与の積極的な推奨は困難と考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

