COVID-19入院患者へのSARS-CoV-2高免疫グロブリン製剤、有効性示さず

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2022-02-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(22)00101-5

📄 原題:Hyperimmune immunoglobulin for hospitalised patients with COVID-19 (ITAC): a double-blind, placebo-controlled, phase 3, randomised trial.

🔗 PubMed:PMID: 35093205

【背景】

回復期患者由来のSARS-CoV-2高免疫グロブリン製剤(hIVIG)は、COVID-19に対する迅速な特異的治療法として期待されていました。しかし、その有効性を示すランダム化比較試験のデータは限られていました。

【結果】

入院中のCOVID-19患者579名(hIVIG群301名、プラセボ群292名)を解析した結果、hIVIG群はプラセボ群と比較して、7日目の主要アウトカム(肺状態と肺外合併症を含む7段階評価)で有意な改善を示しませんでした(調整オッズ比 1.06、95%CI 0.77-1.45、p=0.72)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、レムデシビルを含む標準治療を受けている臓器不全のないCOVID-19入院患者において、SARS-CoV-2 hIVIGが有効性を示さないことを明らかにしました。hIVIG投与による輸液反応はhIVIG群で多く、また、ベースラインで抗体陽性の患者ではhIVIG群で安全性の複合アウトカムのリスクが増大する可能性が示唆され、COVID-19治療におけるhIVIGの積極的な使用は推奨されません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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