既存治療抵抗性関節リウマチ患者へのトファシチニブ投与、心血管イベントとがんのリスク増大
【背景】
トファシチニブ投与で脂質異常やがんのリスク増加が示唆されたため、関節リウマチ患者における主要心血管イベント(MACE)とがんのリスクを、TNF阻害薬と比較する試験が実施された。
【結果】
トファシチニブ群はTNF阻害薬群に比べ、MACE発生率が3.4%対2.5%(ハザード比1.33、95%CI 0.91-1.94)、がん発生率が4.2%対2.9%(ハザード比1.48、95%CI 1.04-2.09)と高かった。非劣性は示されなかった。
【臨床へのインパクト】
心血管リスク因子を持つ関節リウマチ患者へのトファシチニブ投与は、MACEやがんのリスク増加につながる可能性があり、TNF阻害薬と比較して安全性の懸念が示された。投与の際には、個々の患者の心血管リスクやがん既往歴をより慎重に評価し、治療選択を行う必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

