COVID-19入院患者へのP2Y12阻害薬追加、臓器サポート不要日数改善せず
【背景】
COVID-19患者では血小板が治療標的となりうると考えられていた。非重症COVID-19入院患者に対し、抗凝固療法にP2Y12阻害薬を追加することで、臨床転帰が改善するか、またリスクはどうかを評価した。
【結果】
P2Y12阻害薬群(293例)とヘパリン単独群(269例)で、21日までの臓器サポート不要日数の中央値はともに21日だった。調整オッズ比は0.83(95%信用区間 0.55-1.25)で、P2Y12阻害薬追加による改善の確率が低いと判断された。大出血はP2Y12阻害薬群で2.0%、ヘパリン単独群で0.7%に発生した。
【臨床へのインパクト】
非重症COVID-19入院患者において、P2Y12阻害薬をヘパリンに上乗せしても、臓器サポート不要日数に改善は認められなかった。この結果は、COVID-19入院患者に対するP2Y12阻害薬のルーチン使用を支持しない。むしろ出血リスクが増加する可能性もあり、現時点ではP2Y12阻害薬の追加は推奨されないだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

