2型糖尿病患者の肝脂肪・線維化に対する胃バイパス術とスリーブ胃切除術の効果比較
【背景】
減量は脂肪肝疾患を改善するが、2型糖尿病患者における肝脂肪量と線維化に対するスリーブ胃切除術(SG)とルーワイ胃バイパス術(RYGB)の効果を比較したランダム化比較試験はなかった。本研究は両術式の1年後の効果を比較した。
【結果】
術後1年で肝脂肪分画はSGで-19.7%(95% CI, -22.5% to -16.9%)、RYGBで-21.5%(CI, -24.3% to -18.6%)と両術式で同様に減少し、ほぼ全患者が軽度以下の脂肪肝となった。ELFスコアは77%で安定したが、18%で線維化の悪化が見られ、群間差はなかった。
【臨床へのインパクト】
2型糖尿病患者に対する肥満外科手術は、RYGBもSGも術後1年で肝脂肪をほぼ完全に除去する高い効果が示された。短期的な線維化への影響は限定的であり、長期的な線維化の進行評価が今後の課題となる。日本の臨床現場では、重度肥満の2型糖尿病患者の脂肪肝治療選択肢として、両術式が有効な選択肢となりうることを示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

