重症患者の緊急気管挿管、ブジーは初回成功率を改善しない
【背景】
重症患者の緊急気管挿管では、初回成功率は最大20%で失敗し、重度低酸素血症や心停止のリスクがあります。ブジー使用がスタイレット付き気管チューブと比較して、初回挿管成功率を高めるか不明でした。
【結果】
1102人の重症患者を対象とした多施設RCTで、ブジー群の初回挿管成功率は80.4%、スタイレット群は83.0%でした。両群間に有意差はなく(絶対リスク差 -2.6%ポイント、95%CI -7.3~2.2%)、重度低酸素血症の発生率も有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
重症患者の緊急気管挿管において、ブジーの使用はスタイレット付き気管チューブと比較して、初回挿管成功率を向上させないことが示唆されました。この結果は、標準的な緊急挿管手技におけるブジーのルーチン使用を見直す根拠となり得ます。手技選択の判断に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

