BNT162b2ワクチン3回目接種でCOVID-19死亡率が90%低下、50歳以上を対象とした大規模研究
【背景】
デルタ株の出現とBNT162b2ワクチンの効果減弱により、早期にワクチン接種した集団でCOVID-19が再燃しました。イスラエルでは2021年7月30日に3回目接種(ブースター)が承認されましたが、ブースター接種がCOVID-19による死亡率低下にどの程度有効か、エビデンスが不足していました。
【結果】
50歳以上の843,208人が対象となり、90%がブースター接種を受けました。COVID-19による死亡は、ブースター群で65人(1日あたり10万人あたり0.16人)、非ブースター群で137人(1日あたり10万人あたり2.98人)でした。調整ハザード比は0.10(95%CI 0.07-0.14、P<0.001)であり、ブースター接種群では非接種群と比較して死亡率が90%低い結果でした。
【臨床へのインパクト】
2回目接種から5ヶ月以上経過した50歳以上の患者に対し、BNT162b2ワクチンの3回目接種はCOVID-19による死亡リスクを大幅に低減する可能性が示唆されました。特にデルタ株が流行し、ワクチンの効果減弱が懸念される状況下で、高齢者へのブースター接種の推奨を強く支持するデータとして、今後の診療方針決定に影響を与えると考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

