オメガ3脂肪酸の長期摂取、高齢者のうつ病予防効果は認められず、むしろ発症リスク増加の可能性

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2021-12-21 | DOI:10.1001/jama.2021.21187

📄 原題:Effect of Long-term Supplementation With Marine Omega-3 Fatty Acids vs Placebo on Risk of Depression or Clinically Relevant Depressive Symptoms and on Change in Mood Scores: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 34932079

【背景】

オメガ3脂肪酸サプリメントはうつ病治療に用いられますが、一般成人におけるうつ病予防効果は不明でした。本研究は、高齢者におけるオメガ3の長期摂取がうつ病リスクや気分のスコアに与える影響を検証しました。

【結果】

5.3年の追跡期間で、オメガ3群はプラセボ群と比較し、うつ病または臨床的に関連する抑うつ症状のリスクが有意に増加しました(ハザード比1.13、95% CI 1.01-1.26、p=0.03)。一方、気分のスコア(PHQ-8)の経時的な変化に有意差はありませんでした(平均差0.03点、95% CI -0.01-0.07、p=0.19)。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、50歳以上の成人におけるうつ病予防目的でのオメガ3サプリメントの使用を支持しません。むしろ、うつ病発症リスクのわずかな増加が示唆されたため、予防目的での安易な推奨は避けるべきです。既存の診療ガイドラインや患者指導において、この知見を考慮する必要があるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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