左主幹部病変へのPCIとCABG、5年全死亡に有意差なし、再血行再建はPCIで多い
【背景】
左主幹部冠動脈疾患患者に対する最適な血行再建戦略は不明であった。本研究では、薬物溶出性ステントを用いた経皮的冠動脈インターベンション(PCI)と冠動脈バイパス術(CABG)の長期成績を評価した。
【結果】
5年全死亡率はPCIで11.2%(95% CI 9.9-12.6)、CABGで10.2%(95% CI 9.0-11.6)であり、統計的に有意な差はなかった(ハザード比 1.10, 95% CI 0.91-1.32; p=0.33)。自発性心筋梗塞と再血行再建はPCIで有意に多かった。
【臨床へのインパクト】
左主幹部病変患者において、PCIとCABGの5年全死亡率に統計的有意差がないことが示された。ただし、ベイジアン解析ではCABGに有利な差が存在する可能性が示唆された。心筋梗塞、脳卒中、再血行再建のリスクにはトレードオフがあり、ハートチームによる患者への情報提供が治療方針決定に有用である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

