変形性膝関節症への関節内PRP注射、プラセボと症状・軟骨量に差なし
【背景】
変形性膝関節症に対する多血小板血漿(PRP)注射は、質の高いエビデンスが不足しているにもかかわらず使用が増加している。既存のガイドラインはPRPを推奨しておらず、厳密な研究が求められていた。
【結果】
12ヶ月後、PRP群とプラセボ群の膝痛スコアの変化はそれぞれ-2.1点と-1.8点(差 -0.4点、95%CI -0.9~0.2、P=0.17)で有意差なし。内側脛骨軟骨量変化もそれぞれ-1.4%と-1.2%(差 -0.2%、95%CI -1.9~1.5、P=0.81)で有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、軽度から中等度の症候性変形性膝関節症患者において、関節内PRP注射が症状改善や関節構造の温存に対してプラセボと比較して有意な効果を示さないことを明らかにした。この結果は、現行の診療ガイドラインの推奨を支持し、日本の臨床現場における変形性膝関節症へのPRP使用を再考する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

