非がん性疼痛への慢性オピオイド処方と注射薬物使用開始の関連性、カナダ大規模コホート研究
【背景】
非がん性疼痛に対する処方オピオイドの長期使用が、注射薬物使用(IDU)開始のリスクを高める可能性が懸念されていました。本研究は、過去に薬物乱用歴のない患者において、この関連性を評価することを目的としました。
【結果】
慢性オピオイド使用群では5年間のIDU開始累積確率が4.0%と、オピオイド未使用群の0.4%と比較して高値でした。オピオイド未使用群と比較して、慢性オピオイド使用群ではIDU開始リスクが8.4倍(95%CI 6.4-10.9)でした。IDU開始は高用量オピオイド使用と若年層でより頻繁でした。
【臨床へのインパクト】
非がん性疼痛に対する慢性オピオイド処方を受けている患者では、IDU開始リスクがオピオイド未使用者より約8倍高いことが示唆されました。全体的なIDU開始率は低いものの、この知見はIDU開始予防戦略の検討に資する可能性があります。ただし、長期処方オピオイドの非自発的な減量や中止を支持する根拠として用いるべきではないと結論されています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

