TNF阻害薬使用患者への生帯状疱疹ワクチン、安全性と免疫原性を検証
【背景】
炎症性疾患でTNF阻害薬投与中の患者において、水痘・帯状疱疹ワクチンなどの生ウイルスワクチンの安全性と有効性は不明であった。本研究は、この臨床的疑問を解明するため、生弱毒性帯状疱疹ワクチン(ZVL)の安全性と免疫原性を評価した。
【結果】
617名の参加者をZVL群とプラセボ群に1:1で無作為割付した。6週間の追跡で、確認された水痘感染症は認められず、水痘感染症または帯状疱疹の累積発生率は0.0%(95% CI, 0.0% to 1.2%)だった。6週時点でのgpELISAによる幾何平均倍率の平均増加は1.33%ポイント(CI, 1.17 to 1.51%ポイント)であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、TNF阻害薬投与中の患者に対する生ウイルスワクチンの安全性に関する懸念に対し、重要な情報を提供する。水痘感染症や帯状疱疹の発生率が低かったことは、TNF阻害薬使用中の患者への生帯状疱疹ワクチン接種の検討を促す可能性があり、今後の日本の診療ガイドラインや処方慣行に影響を与える可能性がある。ただし、他の免疫調節薬を使用している患者への一般化には限界がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

