高齢者施設入居者における乳製品によるカルシウム・タンパク質強化食、転倒・骨折を減少
【背景】
高齢者施設入居者は骨折や転倒のリスクが高い。ビタミンDは十分だが、カルシウムとタンパク質摂取量が少ない高齢者に対し、乳製品による栄養介入が骨折や転倒を減らすか不明だった。
【結果】
乳製品を増量した介入群では、対照群と比較して、全骨折リスクが33%減少し(HR 0.67, 95%CI 0.48-0.93)、股関節骨折リスクが46%減少(HR 0.54, 95%CI 0.35-0.83)、転倒リスクが11%減少した(HR 0.89, 95%CI 0.78-0.98)。死亡率に差はなかった。
【臨床へのインパクト】
この研究は、高齢者施設において、乳製品を用いたカルシウムとタンパク質の摂取量増加が、転倒と骨折の予防に有効な、容易に実施可能な介入であることを示唆する。特に、ビタミンDが充足していても、これらの栄養素の摂取不足がある場合、食事内容の見直しが診療ガイドラインや施設での栄養管理に反映される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

