トラマドール新規処方、コデインと比較して死亡率・心血管イベント・骨折リスク増大
【背景】
慢性非がん性疼痛に対するトラマドールの使用が増加しているが、他のオピオイドとの安全性比較研究は少ない。外来診療におけるトラマドールとコデインの安全性プロファイルを比較し、死亡率や他の有害臨床アウトカムとの関連を評価した。
【結果】
トラマドール新規処方は、コデインと比較して全死因死亡リスクが有意に高かった(ハザード比2.31、95%CI 2.08-2.56)。心血管イベント(ハザード比1.15、95%CI 1.05-1.27)および骨折(ハザード比1.50、95%CI 1.37-1.65)のリスクも有意に高かった。便秘、せん妄、転倒、オピオイド乱用/依存、睡眠障害のリスクに有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
慢性非がん性疼痛に対するトラマドール処方を検討する際、コデインと比較して全死因死亡、心血管イベント、骨折のリスク増加を念頭に置く必要がある。特に高齢者や心血管疾患・骨粗鬆症リスクのある患者では、トラマドールの選択に慎重な判断が求められる。残余交絡の可能性も考慮しつつ、処方薬の選択において患者への十分な情報提供とリスク評価が重要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

