禁煙補助薬バレニクリンとニコチンパッチ併用、または治療期間延長は禁煙成功率を高めない
【背景】
禁煙治療ではバレニクリンが広く使われるが、ニコチンパッチとの併用や治療期間の延長が禁煙成功率を高める可能性が示唆されていた。しかし、その効果を検証する大規模な臨床試験は不足していた。
【結果】
52週時点の7日間禁煙成功率は、バレニクリン単独群とニコチンパッチ併用群で24.8% vs 24.3%(OR 0.99, 95% CI 0.87-1.12)と差はなかった。治療期間を12週から24週に延長しても24.3% vs 24.8%(OR 1.01, 95% CI 0.89-1.15)と有意な差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、バレニクリン単独療法と比較してニコチンパッチ併用療法、または標準の12週治療期間を24週に延長しても、52週時点での禁煙成功率に有意な改善が見られないことを示唆する。この結果は、成人喫煙者に対する禁煙治療において、併用療法や治療期間延長をルーチンで推奨する根拠とならない可能性があり、既存のガイドラインや臨床プラクティスを見直すきっかけとなるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

