院外心停止後昏睡患者、31℃ vs 34℃の低体温療法、転帰に差なし
【背景】
院外心停止後の昏睡患者は死亡率と重度神経学的障害の発生率が高い。現行ガイドラインでは32~36℃の目標体温管理が推奨されているが、より低い体温が有効である可能性も示唆されていた。
【結果】
31℃群(184例)と34℃群(183例)で、180日時点の死亡または不良な神経学的転帰の発生率はそれぞれ48.4%と45.4%であり、有意差は認められなかった(リスク差3.0%、95%CI 7.2%-13.2%、相対リスク1.07、P=0.56)。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、院外心停止後の昏睡患者に対し、31℃の目標体温が34℃と比較して180日時点の死亡率または不良な神経学的転帰を有意に改善しないことを示唆している。現在のガイドラインの推奨を大きく変更するものではないが、より深い低体温の恩恵が限定的である可能性を裏付けるものとなる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

