中等症COVID-19入院患者への治療用量ヘパリン、死亡率を低下させる可能性
【背景】
COVID-19患者では血栓症リスクが高く、ヘパリンの有効性が注目されていました。特に中等症患者における治療用量ヘパリンが、予防用量ヘパリンと比較して予後を改善するかどうかは不明でした。
【結果】
入院中等症COVID-19患者において、治療用量ヘパリン群の28日時点の死亡は1.8%(4/228例)で、予防用量ヘパリン群の7.6%(18/237例)と比較して死亡オッズ比0.22(95%CI 0.07-0.65、p=0.006)と有意に低下しました。主要複合アウトカムには有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
中等症COVID-19入院患者でD-ダイマー値上昇を認める場合、治療用量ヘパリンは28日時点の死亡リスクを低下させる可能性が示唆されました。本試験では重篤な出血リスクは低いとされており、今後のCOVID-19治療におけるヘパリン療法のガイドライン改訂に影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

