αリノレン酸摂取は全死亡・心血管死亡リスクを低下、がん死亡リスクは微増か
【背景】
植物由来のオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸(ALA)の摂取が、全死亡、心血管疾患(CVD)、がんによる死亡リスクに与える影響は不明でした。本研究は、食事からのALA摂取量と血中ALA濃度がこれらの死亡リスクにどう関連するかを明らかにすることを目指しました。
【結果】
食事からのALA高摂取は、低摂取と比較して全死亡リスクが10%低下(RR 0.90, 95%CI 0.83-0.97)、CVD死亡リスクが8%低下(RR 0.92, 95%CI 0.86-0.99)、冠動脈疾患(CHD)死亡リスクが11%低下(RR 0.89, 95%CI 0.81-0.97)しました。一方、がん死亡リスクは6%微増(RR 1.06, 95%CI 1.02-1.11)しました。
【臨床へのインパクト】
食事からのαリノレン酸摂取は、全死亡および心血管疾患による死亡リスク低減に寄与する可能性が示唆されました。特に、キャノーラ油大さじ1杯程度のALAを毎日追加摂取することで、全死亡およびCVD死亡リスクが5%低下するとの結果は、患者指導において具体的な食事改善のアドバイスとして活用できるかもしれません。ただし、がん死亡リスクの微増については、今後のさらなる検討が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

