減塩・カリウム強化塩は脳卒中・心血管イベント・死亡を減少、高カリウム血症リスクは同等
【背景】
減塩・カリウム強化塩は血圧低下作用が知られているが、心血管イベントや死亡、安全性への影響は不明でした。特に、脳卒中既往者や高齢高血圧患者における効果と安全性を検証する大規模試験が必要とされていました。
【結果】
脳卒中発生率は減塩・カリウム強化塩群で有意に低く(レート比 0.86、95%CI 0.77-0.96)、主要心血管イベント(レート比 0.87、95%CI 0.80-0.94)および全死亡(レート比 0.88、95%CI 0.82-0.95)も有意に減少しました。重篤な高カリウム血症の発生率は両群で有意差はありませんでした(レート比 1.04、95%CI 0.80-1.37)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、脳卒中既往者や高齢高血圧患者において、減塩・カリウム強化塩が脳卒中、主要心血管イベント、全死亡のリスクを低減することを示しました。これは、日本の高リスク患者の食事指導において、減塩に加え、カリウム強化塩への切り替えを積極的に推奨する根拠となる可能性があります。高カリウム血症の重篤な有害事象が増加しなかった点も、臨床現場での導入を後押しするでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

